警告灯点灯で入庫した30プリウス電動ウォーターポンプを修理しました。

警告灯点灯で入庫した30プリウス電動ウォーターポンプを修理しました。

TOYOTAプリウスの警告灯点灯の故障を修理しました。



本日は2015年式TOYOTAプリウス(ZVW30型)の警告灯点灯の故障修理をしたのでご紹介します。


作業紹介



警告灯が点灯したということなので、診断機でまずはエラーコードを確認します。


P261B : エンジン電動ウォーターポンプ系統異常  のエラーコードを確認出来ました。

P261B : エンジン電動ウォーターポンプ系統異常
のエラーコードを確認出来ました。


*ウォーターポンプとは?

ウォーターポンプはエンジンを冷やすための冷却水を循環させる超重要部品です。

ポンプが動かない=冷却水が流れないため、エンジン内部の温度が一気に高くなります。

その為、ECUが水温異常・ポンプ異常を検知すると警告灯が点灯します。

症状が進むと安全のために車側がエンジン出力を下げるため、アクセルを踏んでも加速しなかったり、最悪の場合走行不能になります。

放置するとオーバーヒートを起こし、修理が高額になるケースがありますので、何事も警告灯が表示された場合には、まず竹多自動車にご連絡お願いします。


*P261B : エンジン電動ウォーターポンプ系統異常とは?

エンジンコントロールコンピュータはエンジン冷却水温、エンジン回転数、車速情報をもとに、必要な冷却水量を計算しエンジンウォーターポンプを制御します。

ウォーターポンプはエンジンコントロールコンピュータから送られてくる信号によりウォーターポンプの回転数を無段階に制御し、最適な制御を行うことで暖気性の向上、冷却損失の低減を行い、燃料消費率を向上させています。

エンジンコントロールコンピュータはウォーターポンプから送られてくる信号を使用してウォーターポンプの回転数を計算しています。

ウォーターポンプを駆動している時に回転数が
900r/min未満になった場合、(他にも細かな検出条件はありますが)エンジンコントロールコンピュータは異常と判断しエラーコード(P261B)を出力します。


診断していくと、ウォーターポンプ自体が不具合原因と分かったので、交換作業をしていきます。

30プリウスは駆動ベルトがありませんので、ウォーターポンプは電気で内部のモーターを動かして冷却水を循環させています。

赤丸部品のエアクリーナーインレットASSYを取り外すとその下にウォーターポンプが見えます。

まずはラジエーターのドレーンコックを緩め、エンジン冷却水を抜いていきます。

ウォーターポンプは写真赤丸の部品、エアクリーナーインレットASSYを取り外すとその下にウォーターポンプが見えます。

赤丸で囲った部分がウォーターポンプになります。

赤丸で囲った部分がウォーターポンプになります。

ボルト5本とコネクターを外してウォーターポンプを取り外します。

これが取り外したウォーターポンプです。

電気の内部的な故障なので見た目では異常があるとか、壊れていると分かりませんが、これが取り外したウォーターポンプです。

外したエンジン側はこの様になります。

エンジン側取付面を清掃し、新品のウォーターポンプを取付して復元していきます。

エンジン側取付面を清掃し、新品のウォーターポンプを取付して復元していきます。

外した部品を全て取り付けて、その後冷却水を注入してエア抜きや漏れ点検をします。

ちなみにプリウスはハイブリッド車なので、メンテナンスモード(整備モード)に移行しないとエンジンが止まってしまい冷却水が上手く回らないので、必ずメンテナンスモードに移行して強制的にエンジンを回し続けます。

最後に診断機でエラーコードをもう一度確認して、正常な状態になっているか確認して終了になります。

最後に診断機でエラーコードをもう一度確認して、正常な状態になっているか確認して終了になります。

冒頭でもお話ししましたが、

「なんかいつもと違う気がする…」

「警告灯がついたけど走れるから大丈夫かな?」

そんな“気のせいかな?”という小さなサインこそ、大きな故障を防ぐための重要な合図です。

異常の初期段階でご来店いただければ、部品交換だけで済む軽い修理で終わるケースが、放置してしまうと、重大事故や思わぬ高額修理につながることもあります。

少しでも不安を感じた時はまずはお気軽に竹多自動車にご連絡お願いいたします。
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