ATF/CVTフルードを交換しない車の共通点

ATF/CVTフルードを交換しない車の共通点

ATF・CVTフルード交換は必要?未交換車のリスクと交換目安



本日はATF (オートマオイル)やCVTフルードのオイルについてご紹介します。

よくお客様から「ATF(オートマオイル)やCVTフルードって交換必要なんですか?」

これは、車屋として本当によく聞く質問です。

結論から言うと、交換しない車には、はっきりした共通点があります。


共通点とは



①「壊れてから直せばいい」と思っている

ATF/CVTフルードは壊れる前に劣化する消耗品です。ですが実際には…

•変速ショックが出てから

•異音・振動が出てから

•警告灯が点いてから

こうなって初めて来店される方がほとんどです。

この時点では、フルード交換では手遅れなケースも多く、修理費用が数十万円になることもあります。

ATFやCVTが故障すると多数の警告灯が点灯する場合があります。


②「無交換で大丈夫」と言われたことがある

車のメンテナンスノートには「ATF/CVTフルードは無交換」と書かれていることがあります。

ですがこれは“理想的な使い方をした場合”の話です。

実際は…

•渋滞が多い

•短距離走行が多い

•坂道・雪道をよく走る

•荷物を積むことが多い

こうした使い方は、フルードにかなり負担がかかります。 

結果、無交換のまま走り続けると、内部摩耗が一気に進行します。


③ 走行距離が多いのに一度も交換していない

要注意ライン

•ATF:5〜7万km以上

•CVT:4〜6万km以上

これで一度も交換していない車は、フルードが真っ黒・焦げ臭いことがほとんどです。

実際に当店でも

「もっと早く交換していれば…」というケースを何度も見てきました。


④ 変速の違和感を“年式のせい”にしている

よくある症状

•発進時にもたつく

•変速時にガクッとする

•エンジン回転数だけ上がる

•低速で振動が出る

これ、ATF/CVTフルード劣化の初期症状の可能性大です。

放置すると、ミッション内部故障最悪、載せ替えになります。


⑤ 定期点検をしていない

ATF/CVTフルードは、見て・嗅いで・状態確認ができます。

ですが点検していないと

•劣化

•金属粉の混入

•焼け

これらに気づけません。結果、「突然動かなくなった」「修理費が高すぎる」という事態に…。


ATF/CVTフルードは「予防整備」がすべて



フルード交換は壊れてから直す整備ではなく壊さないための整備です。

早めに行えば

•変速がスムーズ

•燃費の悪化を防ぐ

•ミッション寿命が延びる

車にはメリットしかありません。


少しでも心当たりがある方へ

•交換した記憶がない

•走行距離が増えてきた

•違和感が少しでもある

今が点検のタイミングです!

竹多自動車では、ATF/CVTフルードの状態チェック・ご相談・お見積もりを行っています。

「交換した方がいいか分からない」

そんな方こそ、一度点検だけでもお気軽にご相談ください。
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2018年式TOYOTAヴィッツHV(NHP130型)のリヤハブベアリングを交換しました。

2018年式TOYOTAヴィッツHV(NHP130型)のリヤハブベアリングを交換しました。

走行中にゴォー音がするTOYOTAヴィッツHVを修理しました。



本日はTOYOTAヴィッツHVのリヤハブベアリングを交換したのでご紹介します。


ハブベアリングとは?



ハブベアリングの役割は、タイヤ(ホイール)をスムーズに回転させながら、車の重さや走行中の力を支えることです。

車の安全性・快適性に直結する、とても重要な部品です。


ハブベアリングの役割



① タイヤを滑らかに回転させる

ハブベアリングがあることで、走行中にタイヤが抵抗なくスムーズに回転します。
これがないと走行抵抗が大きくなり、燃費や走りが悪化します。

② 車体の重さを支える

ハブベアリングは、車両重量+乗員+荷物+走行時の衝撃
といった大きな負荷を常に受け止めています。

③ 走行時の衝撃を受け止める

加速・減速・カーブ・段差など、走行中に発生する横方向・縦方向の力を受け止め、安定した走りを保ちます。

④ ABSや安全装備を正しく作動させる

最近の車では、ハブベアリングにABSセンサー(車輪速センサー)が内蔵されていることも多く、ベアリング不良=ABS警告灯点灯につながる場合もあります。


ハブベアリングが故障すると



・「ゴー」「ウォーン」という走行音が出る

・スピードを上げると異音が大きくなる

・ハンドルを切ると音が変わる

・振動が出る

・最悪の場合、走行不能やタイヤ脱落の危険も

※初期症状は分かりにくく、気づいた時には重症化していることも多いです。


今回の作業紹介



今回修理作業したお客様は新規のお客様になり、お問い合わせをいただき当社に入庫されました。

新規のお客様のお問い合わせ、大変嬉しくありがたいです。

『走行中に後ろからゴォーと音がするので診てほしい』ということでした。

試走をして異音を確認後、リフトアップして診断するとリヤのハブベアリングから異音が発生していることが分かりました。

10系アクアや、ヴィッツHVなどリヤハブベアリングの異音はとても事例が多い印象です。

タイヤを外し、ブレーキドラムを外します。

写真赤丸がハブベアリングになります。

写真赤丸がハブベアリングになります。

物自体はボルト4本とコネクターで固定されているだけなのですが、舐めたらダメです…笑

ボルト4本外しても、かなりの確率で錆びて固着しています。

後ろに車速センサーのコネクターがあるので、外してから作業します。

後ろに車速センサーのコネクターがあるので、外してからスライディングハンマーを使用するなどして衝撃を加えて少しずつ外していきます。

正直、錆の固着具合によってこの作業は全てが決まると言っても過言ではないです…笑

少しずつ引き抜いて外すことが出来ました。

左が取り外したハブベアリングで右が新品のハブベアリングになります。
左が取り外したハブベアリングで右が新品のハブベアリングになります。

取り外したハブベアリングを手で回してみても、引っ掛かりがあるのが分かるくらいの状態でした。

もちろん新品を回すと、スムーズに回すことが出来ます。

外した後は取付面の錆をしっかり落として綺麗に清掃します。

外した後は取付面の錆をしっかり落として綺麗に清掃し、新品部品を装着して復元作業していきます。

組み付け後、もう一度試走をして異音が治っていることを確認後、作業終了になります。

ハブベアリングは普段見えない部品ですが、異音を放置すると、車両の安全性にとても大きく影響します。

「いつもと違う音がする」などと感じたら、早めの点検がおすすめです。
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警告灯点灯で入庫した30プリウス電動ウォーターポンプを修理しました。

警告灯点灯で入庫した30プリウス電動ウォーターポンプを修理しました。

TOYOTAプリウスの警告灯点灯の故障を修理しました。



本日は2015年式TOYOTAプリウス(ZVW30型)の警告灯点灯の故障修理をしたのでご紹介します。


作業紹介



警告灯が点灯したということなので、診断機でまずはエラーコードを確認します。


P261B : エンジン電動ウォーターポンプ系統異常  のエラーコードを確認出来ました。

P261B : エンジン電動ウォーターポンプ系統異常
のエラーコードを確認出来ました。


*ウォーターポンプとは?

ウォーターポンプはエンジンを冷やすための冷却水を循環させる超重要部品です。

ポンプが動かない=冷却水が流れないため、エンジン内部の温度が一気に高くなります。

その為、ECUが水温異常・ポンプ異常を検知すると警告灯が点灯します。

症状が進むと安全のために車側がエンジン出力を下げるため、アクセルを踏んでも加速しなかったり、最悪の場合走行不能になります。

放置するとオーバーヒートを起こし、修理が高額になるケースがありますので、何事も警告灯が表示された場合には、まず竹多自動車にご連絡お願いします。


*P261B : エンジン電動ウォーターポンプ系統異常とは?

エンジンコントロールコンピュータはエンジン冷却水温、エンジン回転数、車速情報をもとに、必要な冷却水量を計算しエンジンウォーターポンプを制御します。

ウォーターポンプはエンジンコントロールコンピュータから送られてくる信号によりウォーターポンプの回転数を無段階に制御し、最適な制御を行うことで暖気性の向上、冷却損失の低減を行い、燃料消費率を向上させています。

エンジンコントロールコンピュータはウォーターポンプから送られてくる信号を使用してウォーターポンプの回転数を計算しています。

ウォーターポンプを駆動している時に回転数が
900r/min未満になった場合、(他にも細かな検出条件はありますが)エンジンコントロールコンピュータは異常と判断しエラーコード(P261B)を出力します。


診断していくと、ウォーターポンプ自体が不具合原因と分かったので、交換作業をしていきます。

30プリウスは駆動ベルトがありませんので、ウォーターポンプは電気で内部のモーターを動かして冷却水を循環させています。

赤丸部品のエアクリーナーインレットASSYを取り外すとその下にウォーターポンプが見えます。

まずはラジエーターのドレーンコックを緩め、エンジン冷却水を抜いていきます。

ウォーターポンプは写真赤丸の部品、エアクリーナーインレットASSYを取り外すとその下にウォーターポンプが見えます。

赤丸で囲った部分がウォーターポンプになります。

赤丸で囲った部分がウォーターポンプになります。

ボルト5本とコネクターを外してウォーターポンプを取り外します。

これが取り外したウォーターポンプです。

電気の内部的な故障なので見た目では異常があるとか、壊れていると分かりませんが、これが取り外したウォーターポンプです。

外したエンジン側はこの様になります。

エンジン側取付面を清掃し、新品のウォーターポンプを取付して復元していきます。

エンジン側取付面を清掃し、新品のウォーターポンプを取付して復元していきます。

外した部品を全て取り付けて、その後冷却水を注入してエア抜きや漏れ点検をします。

ちなみにプリウスはハイブリッド車なので、メンテナンスモード(整備モード)に移行しないとエンジンが止まってしまい冷却水が上手く回らないので、必ずメンテナンスモードに移行して強制的にエンジンを回し続けます。

最後に診断機でエラーコードをもう一度確認して、正常な状態になっているか確認して終了になります。

最後に診断機でエラーコードをもう一度確認して、正常な状態になっているか確認して終了になります。

冒頭でもお話ししましたが、

「なんかいつもと違う気がする…」

「警告灯がついたけど走れるから大丈夫かな?」

そんな“気のせいかな?”という小さなサインこそ、大きな故障を防ぐための重要な合図です。

異常の初期段階でご来店いただければ、部品交換だけで済む軽い修理で終わるケースが、放置してしまうと、重大事故や思わぬ高額修理につながることもあります。

少しでも不安を感じた時はまずはお気軽に竹多自動車にご連絡お願いいたします。
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