スタッドレスタイヤはインチダウンがお得?メリットや注意点をプロが解説します。

インチダウンで冬を安全に走る方法を解説します。

タイヤサイズは変えても大丈夫?インチダウンで冬を安全に走る方法を解説!



本日はスタッドレスタイヤのインチダウンについてご紹介します。

スタッドレスタイヤの相談でよく聞かれるのが、「冬だけインチダウンしたほうがいいの?」という質問です。

結論から言うと・・・多くの車ではインチダウンのメリットが大きく、冬にはおすすめの場合が多いです。

ただし、車種や使い方によって向き不向きがあるため、何でもかんでも小さくすれば良いわけではありません。

インチダウンの メリット・デメリット・注意点・選び方 をプロ目線で分かりやすく解説します。


インチダウンとは?



まずインチダウンとは、通常のタイヤよりもホイールサイズを小さくし、タイヤの外径を変えずにタイヤ自体を太く、つまり側面を厚くすることを指します。

例として、

• 夏:215/55R17

• 冬:215/60R16

のように、タイヤサイズの表示にあるホイール直径部分(16インチ、17インチなどの部分)を小さくすることで、ホイールサイズが縮小され、タイヤの厚みが増すのです。

タイヤをインチダウンすると、扁平率(タイヤの断面幅に対する高さの割合)が上がり、ゴムの厚みが増します。

つまり、サイドウォール部分にボリュームが出るので、タイヤのクッション性が増し乗り心地が柔らかくなるのです。

タイヤをインチダウンすると、そのほかにもいくつかのメリットがあります。

後ほど詳しく解説していきます。


タイヤサイズの見方



インチダウンをするにはタイヤサイズを確認することが必要です。

タイヤのサイズの見方について確認します。

タイヤのサイズは、タイヤの側面に数字とアルファベットによって示されています。

タイヤのサイズは、タイヤの側面に数字とアルファベットによって示されています。

例えば、「155/65R14 75Q」という表示であれば、次のように読み取れます。

155:タイヤ幅(mm)

65:扁平率(%)

R: ラジアル構造

14:リム(インチ)

75:ロードインデックス

Q:速度記号

「タイヤ幅」とはタイヤの断面幅を指し、「扁平率」はその断面幅に対する断面高さの割合を示しています。
「リム径」とはタイヤに装着しているホイールサイズのこと、「ロードインデックス」とはタイヤの負荷能力のこと、そして「速度記号」は規定の最大負荷を運べる最高速度を表しています。


インチダウンするメリットとは?



①雪道での走行性能が向上する

スタッドレスタイヤのインチダウンをすると、タイヤの幅が狭まることで接地面積が小さくなり、グリップカが増します。
狭い接地面積に対して集中的に車重がかかり、接地圧が増すのでグリップカが上がり、スリップしにくくなるというメリットが生まれるのです。


②タイヤのコストを削減できる

一般的に、タイヤはサイズが大きければ高価に、小さければ安価になります。
インチダウンを行うとタイヤは小さくなるため、タイヤ購入の際にコストを削減できるというメリットがあるのです。

スタッドレスタイヤはサマータイヤより高価であるため、コストが抑えられるのは大きなメリットといえるでしょう。


③乗り心地が快適になる

インチダウンを行うことで、タイヤのサイドウォール部分が厚くなるため、衝撃吸収性能が向上し、乗り心地が快適になります。

荒れた路面や凹凸の多い雪道においても、タイヤが路面のショックを吸収しやすくなり、車内への振動や衝撃が軽減されるのです。


④ハンドルが取られにくくなる

インチダウンをすることで、ハンドルが取られにくくなるというメリットもあります。

インチダウンによってタイヤと路面との接地面積が小さくなると、摩擦による抵抗も少なくなります。
摩擦抵抗が小さくなると、ハンドリングが操作しやすくなり、「ハンドルが取られる」といった事態が起きにくくなるのです。

また、扁平率が上がることによっても、ハンドル操作が軽くなり、運転しやすくなるともいわれています。


インチダウンするデメリットとは?



①見た目のデザインが劣る

タイヤをインチダウンすると、車の見た目に影響があるといってよいでしょう。

ホイールサイズが小さくなることで、車の外観が少し古風に見える、あるいはスポーティーさが失われることがあります。

スポーツカーや高級車を愛用しているなど、外観のデザインやスタイリッシュさを追求している人にはデメリットかもしれません。

スタッドレスタイヤ装着期間中の見た目をどれほど重要視するかを判断の基準としてもよいでしょう。


②凍結路面でのグリップ力が落ちる

スタッドレスタイヤをインチダウンすると、タイヤの接地面積が狭くなるため圧雪路面でのグリップカは向上しますが、一方で凍結路面においてはその効果が逆転する可能性があります。

接地面積が狭くなることで、タイヤが路面にしっかり噛み付かず、結果としてグリップカが低下し、凍結した道路上では滑りやすくなるリスクが出てくるのです。

滑りやすいアイスバーンや凍結路面での走行が頻繁な地域でインチダウンを検討している場合は、このデメリットを考慮する必要があるといってよいでしよう。


インチダウンする際のポイント



①外径サイズは純正タイヤと変えないようにする

インチダウンを行う際、タイヤの外径サイズは純正タイヤのサイズと一致するようにしましょう。
外径サイズが変わると、スピードメーターに誤差が生じ、車検に通らなくなる可能性が出てきます。

インチダウンを行う場合は、ホイールサイズを小さくしても、タイヤの外径は純正タイヤと同じになるように、適切なサイズを選ぶことが必要です。


②ロードインデックスを下げないようにする

タイヤの「ロードインデックス」は、タイヤが耐えられる最大荷重を示す指標です。
このロードインデックスを純正タイヤと同じか、それ以上の値を保つようにしましょう。

ロードインデックスが低いタイヤを選ぶと、過重がかかった際にタイヤがバーストするリスクが高まります。
また、ロードインデックスが純正タイヤより低い場合は車検を通りません。

タイヤを選ぶ際には、ロードインデックスの数値も確認しましょう。


③車体や部品に干渉しないか確認する

インチダウンをするとブレーキ部分に干渉する恐れがあります。
ホイールやタイヤが車体に接触していないか、事前に確認をしておきましょう。


④タイヤと車の相性を確認する

タイヤと車の相性も重要です。
車両によって、特定のタイヤサイズやタイプが推奨されていることがあります。

インチダウンを行った場合、推奨されたタイヤでない場合、走行性能が低下する可能性があります。

インチダウンをする際には、車種やグレードなどの面で問題がないか確認しておきましょう。


⑤タイヤのプロ相談する

インチダウンを検討する際は、タイヤのプロに相談することがおすすめです。

インチダウンには上述したようなデメリットもあり、走行中に思わぬトラブルが起きたり、車検に通らないケースが出てきたりします。

不安な点は竹多自動車へお気軽にご相談下さい。


最後に



スタッドレスタイヤのインチダウンを検討する際には、いくつかのポイントに注意しておきましょう。

注意点を押さえることで、安全かつ効率的にスタッドレスタイヤのインチダウンを行えます。

タイヤでお困りの際は竹多自動車までご相談下さい。
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