チェックランプが多数点灯!2017年式アウディA3の故障修理しました。

走行中に警告灯点灯のアウディA3を修理しました。
本日は警告灯が多数点灯した、2017年式アウディA3を修理しましたので、ご紹介します。
アウディA3の特徴
スタイリッシュなデザインと高い走行性能を両立したコンパクトカー「Audi A3」。
街乗りにもロングドライブにもぴったりな1台として、多くのドライバーから支持を集めています。
【エクステリアデザイン】
アウディらしいシングルフレームグリルと、シャープなLEDヘッドライトが印象的なA3。
コンパクトながらも存在感のあるボディラインは、高級感とスポーティさを両立しています。
サイドからリアにかけての流れるようなフォルムも美しく、見る角度によって表情を変えるデザインが魅力です。
【インテリア】
室内はアウディらしい上質な仕上がりで、シートはしっかりとしたホールド感があり、長時間のドライブでも疲れにくい設計です。
【走行性能】
軽快な加速と優れた燃費性能を実現しています。
アウディならではの安定感あるハンドリングと静粛性も魅力のひとつです。
【まとめ】
Audi A3は、コンパクトさ・上質さ・走りの良さを兼ね備えた理想的なプレミアムカーです。
街乗りにも通勤にも、休日のドライブにもぴったりな一台となっています。
初めて輸入車を検討する方にもおすすめのモデルです。
現行型Audi A3の公式ホームページです。
今回の整備紹介
お客様から、走行中に多数のチェックランプが点灯したので診て欲しいとご依頼がありました。
実際にメーター表示を確認すると・・・

警告灯が多数点灯しており、警告メッセージも多数表示されていました。
・ヒルホールドアシスト使用できません
・タイヤ空気圧システム故障
・Audiアダプティブライト故障
・パーキングエイド故障
・スタビリゼーションコントロール故障
これらのメッセージが次々とメーターに表示されるので運転するお客様はとても不安だったと思います。
診断機を使い故障コードを確認すると、左後ろのスピードセンサーのエラーコードが入力されていました。
スピードセンサーとは・・・
スピードセンサーとは、車の走行速度(スピード)を検知するセンサーのことです。
このセンサーが車の“走る速さ”を正確に計測し、車のコンピューター(ECU)に信号として送ることで、さまざまなシステムの制御に使われています。
車の走行を正確に把握し、エンジン・ミッション・ブレーキなどの制御を支える重要な部品です。
その後コンピュータの数値をモニターしてみると左後ろのスピードセンサーだけ車速を測定出来ていないことが分かりました。

黄丸がエラーのあった左後ろのセンサーで、赤丸が右前・右後ろのセンサー数値が表示されています。
赤丸の2つのセンサーはしっかりと車速を測定できていますが、黄丸の左後ろセンサーは0Km/hとなっていることが確認できます。
診断を進めていくと、スピードセンサーのセンサー故障と判断しました。

写真の赤丸がスピードセンサーになっており、各車輪に一つずつ付いています。

上が取り外したスピードセンサーで下が新品のスピードセンサーです。
スピードセンサーを交換する際、よく部品や取付ボルトが錆びて固着していたりすることが多いですが、今回はスムーズに取り外すことができて内心ホッとしています。(笑)
交換後、同じく数値をデータモニターで確認すると、しっかりと車速を測定できています。

エラーコードと多数点灯していたチェックランプも消えました。


お客様は走行中にいきなり警告灯や異常メッセージが表示して、不安な想いをされたと思いますが故障を修理し納車させていただいた際はとても喜んでおられて、こちらも嬉しくなりました。
竹多自動車では、各メーカーの診断機を完備し、迅速・正確な修理対応を行っています。
愛車の故障修理は、かほく市で創業50年の竹多自動車までお任せ下さい!!
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