かほく市でハイエースの車検や修理なら竹多自動車へ

竹多自動車でTOYOTAハイエースの車検整備をしました。
本日はTOYOTAハイエース2016年式 KDH206型の車検整備をしたのでご紹介します。
ハイエースの特徴
トヨタ・ハイエースは、ビジネスからレジャーまで幅広く活躍する人気の高い1台です。
積載性・耐久性・走行性能のすべてに優れ、国内外で高い信頼を得ています。
ハイエースは1967年に初代モデルが登場し、現在は6代目(200系)として長年愛されています。
日本だけでなく世界各国で販売されており、トヨタを代表する商用バンのひとつです。
外観は、シンプルで力強いデザインが特徴でフロントは大きく張り出したボンネットレス形状で、運転席からの見切りが良く取り回しも楽です。
室内は、広い荷室スペースが最大の魅力です。
最大で3m以上の荷室長を確保でき、大型の荷物や工具も余裕で積み込めます。
ハイエースは、仕事にも遊びにも使える万能車です。
ビジネス用途はもちろん、最近ではキャンピング仕様やファミリー仕様にカスタムする方も増えています。
ハイエースに関するご相談やカスタム・メンテナンスもお気軽にどうぞ!!
あなたの使い方に合わせたベストなハイエースをご提案します。
現行型ハイエースの公式ホームページです。
車検整備紹介
今回車検整備ではまず下廻りの点検時にスタビライザーリンクブッシュという部品に劣化、痩せが見られたので交換しました。
スタビライザーリンクブッシュとは・・・
スタビライザーリンクブッシュは、スタビライザーとサスペンションアームや車体をつなぐ部分のゴム部品です。
スタビライザーリンクの両端に取り付けられており、金属同士の接触を防ぎ、振動を吸収する役割を持っています。
スタビライザーが左右のサスペンションを連動させることで、コーナリング時のロール(横揺れ)を抑えています。
ブッシュが劣化すると、その力の伝達が鈍くなり、安定性が低下します。

中央の棒がスタビライザーで、その周りにブッシュが固定されています。
しかし、間に隙間が見られ痩せて劣化しているのが確認できます。

交換後は隙間も無くなり、しっかりと力の伝達や振動の吸収など本来の部品の役目をしてくれます。
スタビライザーリンクブッシュはゴムやウレタン製が多く、経年劣化によりひび割れや痩せが発生することがあります。
なので定期点検や車検などでしっかりと点検し車両の安全を維持していきましょう。

次はフューエルフィルター(燃料フィルター)を交換しました。
写真のフューエルフィルターケースの中にフィルターが入っており中身を交換する作業になります。
燃料の質や使用環境(寒冷地・悪路など)によって前後しますが、ハイエースのフューエルフィルターの交換目安は約6万kmとメンテナンスノートに記載されています。
整備歴から見て、前回交換時より約7万km走行していたので交換することとしました。
フューエルフィルターとは・・・
フューエルフィルターは、燃料タンクからエンジンへ送られる燃料の中に混じった不純物を除去するフィルターです。
ディーゼルエンジン車では特に重要な部品で、燃料の“血液フィルター”のような存在です。
給油時やタンク内部で発生したサビ・ホコリ・水分などを取り除き、燃料噴射装置(インジェクター)やポンプを保護します。
フューエルフィルターが詰まると、以下のような症状が出ます。
・エンジンのかかりが悪い(始動不良)
・アイドリングが不安定
・加速が鈍い、パワーが出ない
・燃費が悪化
・排気ガスが黒っぽくなる
ハイエースのディーゼル車(1KD・1GDエンジンなど)では、燃料中の微細な水分が原因で詰まりやすいため、定期交換がとても重要です。

左が取り外したフィルターで右が新品のフィルターになります。
フューエルフィルターは小さな部品ですが、エンジンを守る重要な役割を担っています。
ハイエースを長く調子よく乗るためには、しっかりと定期交換していく必要があります。
その他の整備としては、エンジンオイル、オイルフィルターの交換やワイパー交換、下廻りの防錆塗装など一緒に作業ささていただきました。
TOYOTAハイエースはディーラー勤務時代からとても数多く整備してきました。
車検整備や故障修理、リコール作業など多く作業してきたからこそ分かる経験や知識があります。
是非、愛車の車検は竹多自動車までご依頼お待ちしております!
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