ハブボルトが折れたJB64型ジムニーを修理しました。

2022年式JB64型ジムニーのフロントハブボルト交換作業

2022年式JB64型ジムニーのフロントハブボルト交換作業



本日はJB64型ジムニーのハブボルト交換作業をご紹介します。

今回はお客様がご自身でタイヤ交換作業をしており、その際にボルトが折れた為に竹多自動車へハブボルトの交換依頼がありました。

写真赤丸のハブボルトが折れてしまっていて、他のボルトより長さが短い事が分かると思います。

写真赤丸のハブボルトが折れてしまって他のボルトより長さが短い事が分かると思います。

ジムニーのフロントハブボルト交換作業に関しては、少し他の車より作業が複雑になります。

まずブレーキキャリパーやディスクローターを外します。

真ん中のSUZUKIロゴマークがあるハブ部分を分解していきます。

その後は真ん中のSUZUKIロゴマークがあるハブ部分を分解していきます。

SUZUKIロゴマークがあるカバーを外すとドライブシャフトが現れます。

ドライブシャフトの溝にハマっているスナップリングやプレートなどを取り外していき、ハブからスピードセンサーのピックアップ用歯車を分解すると下の写真の様にハブボルトを交換することが出来る状態になります。

ドライブシャフトの溝にハマっているスナップリングやプレートなどを取り外していき、ハブからスピードセンサーのピックアップ用歯車を分解すると下の写真の様にハブボルトを交換することが出来る状態になります。

ハブ部分を外した車両側はこの様になります。

ここまで部品を外してようやくハブボルトを交換することが出来ます。

ハブ部分を外した車両側はこの様になります。

ハブボルトを交換して、取り外しの逆の順序で復元作業していきます。

タイヤをしっかりと規定トルクで締め付けし作業終了です。

タイヤをしっかりと規定トルクで締め付けし作業終了です。

お客様がご自身でタイヤ交換をしてハブボルトが折れてご入庫することは正直、珍しいことではないです。

ハブボルトが折れる原因はいくつかありますが、

ハブボルトのねじ山やハブナットのねじ山がナメている状態(潰れている状態)で無理やり締め付けることにより、ボルトとナットに必要以上の負荷がかかり折れてしまう。

これが原因でハブボルトが折れて、入庫されるケースが多い印象です。

またねじ山が正常でも過度なトルクで締め付けるとボルトが伸びたり折れることがあるので、トルク管理が重要です。

タイヤは車の「唯一の接地部分」であり、安全性や走行に直結する重要な部品です。

タイヤ交換はただ単にシーズンで使うタイヤを入れ替える作業だと思われますが、竹多自動車ではタイヤの使用限度やタイヤを外した際のホイールとハブの当たり面の状態など、タイヤ交換一つであらゆる点検も同時に行っています。

タイヤ交換は竹多自動車にお任せ下さい。
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